朝まで生テレビを観てから眠りに就き、昼前に目覚めて食事を摂ると、例の如く睡魔に襲われてしまい、眠りこけている間にマッサンを見逃してしまった!チクショー!ここまでなんとか踏ん張ってきたのに初めて見逃した。連ドラは一話でも見逃すと離脱してしまうのが僕の性なのだが、さてマッサンはどうしたもんかしら。しかし、調子が狂ってアタマが回らない。こんなことなら朝生なんて観るんじゃなかった。選挙前だから論点整理くらいにはなるだろうと考え、ン年ぶりに観てみたのだが、相変わらずの水掛け論に終始し、得るモノは少なかった。これじゃ投票率はさぞかし低くなることだろう。

睡眠といえば、一昨日、映画を観に行ったついでに無印良品に寄り、新しい枕を買ってきた。血と汗と涙とヨダレまみれになったン年モノのニトリの枕から、ようやく卒業である。グレードは下から二番目程の、低反発風ウレタン製枕を選択した。さすがにテンピュールやトゥルースリーパーといった、モノホンの低反発枕には手が届かないし、実際に眠ってみないことには自分にとって向き不向きも分からないから、件の無印の枕で即決した。とりあえず二晩眠ってみたのだが、使用感はまるで違う。これまでスカスカの羽毛枕を使っていて、アタマがグシャッと沈み込む感覚に慣れていたのだが、なんちゃって低反発枕はがっちり受け止めてホールドする感じで、沈み込みは少なめ。端的に言えばこれまでと比べ固い。しかし、それで寝心地が悪いかというとそういうワケではなく、一度も中途覚醒する事なく、熟睡できているから不思議だ。支点が高いので、文字通り枕を高くした状態で安眠できる様になったということか。固いのは慣れの問題だろう。

クッションにしてもいい感じの固さだから、早速抱きクッションの様にして使っている。当分はこのクッションがおっさんの彼女である。名前はBYSのSさんにしておこう。ハハッ!アラホー毒男をこじらせるとこんな風になるってこった。

 

映画鑑賞記

スティーヴ・マックイーン監督作「HUNGER/ハンガー 静かなる抵抗」("Hunger" : 2008)

IRA暫定派の囚人達が政治犯としての身分を回復すべく、決死のハンストに挑む姿を描く歴史作品。

北アイルランド紛争で大量の死傷者を出した事により、英国政府はIRA暫定派の囚人達から政治犯としての身分を剥奪した。これにより、刑務所では看守達が囚人達を非人道的に扱う事が常態化する様になった。この暴挙に囚人達は反発し、一致団結して抗議を行うようになった。当初、短期的なハンストを行うも、彼らの要望が受け入れられる事はなく、抵抗は次第にエスカレートしていく。囚人達は裸姿に毛布だけを纏い、独房を糞尿や残飯で塗り固める事で、徹底抗戦の構えを見せる。しかし、それでも囚人達の要望が届く事は無く、彼らへの暴力だけは苛烈を極めていく。囚人の中でも中心核のボビー(マイケル・ファスベンダー)は、決死のハンストに臨む決意をするのだが・・・。

IRA暫定派と称される若者が、獄中で決死のハンストに挑み、その結果、命を落としてしまうまでを克明に描いた、事実に基づく作品。北アイルランドの紛争問題に関して無知であるが故に、彼らが目的の為に糞尿まみれになってまで、ストを遂行するその壮絶な姿を、文字通り「凄まじい」としか表現できない自分がやるせない。こんな調子だから、僕は上っ面の理解だけに留まってしまったが、北アイルランド問題は、今なお英国で尾を引いているらしく、こうして映画化する意義も相当にあるのだろう。ボビーがハンストで悲痛なまでに痩せ衰えていく姿を、マイケル・ファスベンダーは極限のダイエットで見事に再現しており、そこに褥瘡まで加わって心配になってしまうくらいリアルだ。職人気質を超えて、狂気すら覗わせるプロ根性に恐れいった。これで僕とそう年端が変わらん漢なのだよなぁ。北アイルランド問題に関しては、ちょっと勉強しないといけないよね。

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